
以下抜粋
これまで人間が培ってきた文化は、ある意味で「欲」の文化でした。よりおいしものを食べたいという欲を満足させるために、自然の摂理に則した食の範疇からはみ出し、より便利な生活をしたいという欲を満足させるために、さまざまな文明の利器を生み出すとともに、自然環境を破壊してきました。もっとラクに作物を育てたいという欲は、農薬を作り出し、もっと土地やお金が欲しいという欲が、争いを生んできました。
いまの人間社会は、そうした自分たちの拡大させ続けてきた「欲」と「便利さ」の代償を、病気というかたちで支払っているのかもしれません。
でも、もうそろそろ現在の医学の延長線上に本当の健康はないということに気づいてもよいころです。私たち人間も自然の一部です。自然の一部が健康に生きるには、自然の摂理に身をゆだねなければなりません。自然の摂理に身をゆだねるというのは、みずからに備わった「命のシナリオ」に耳を傾けるということです。

病気にならない生き方
ミラクル・エンザイムが寿命を決める
新谷 弘美(米国アルバート・アインシュタイン医科大学外科教授)
サンマーク出版
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