
聞いた話によると、子どもたちの就学率は都市部ではほぼ100%に近いらしいが、農村部にいたっては半分以下。それはパブリックスクールの質、先生の質、一単位のクラスの大きさ(ひどいところは先生1対生徒100にもなるらしい)、家庭の事情、学校へ行く習慣がついていないなど、様々な理由で子どもたちが小学校からドロップアウトするという。もちろん識字率が低下するためその後の進学や就職にも困難を伴う。こんな悪循環が幼い子どもたちの中で起きているのはかなり問題。

そんな都市部から離れた小さな村では寺子屋のような学校が存在する。
ここは約30年前に自分の子どもと一緒に、パブリックスクールへ行かない近所の子どもたちを集め始まったという。生きる力を育てるというドイツのシュタイナー教育をベースに、子供たちの可能性を引き出す工夫を凝らしながら授業が行なわれ、学校というよりは子どもたちが自由に夢を見ることができるオアシスといった雰囲気。


色とりどりの花々が咲き、大きな樹木が木陰をつくり、それに囲まれ点在する教室。私たち二人は歌で温かく歓迎された。学ぶことの楽しさや喜びを一人ひとりの目から感じとることのできた瞬間だった。


それぞれの国のおかれている立場からみると比較はできないけれど、一人ひとり平等に学ぶ機会を与えられている日本の子どもたち。無気力が問われる近年、満たされすぎもかなり問題…。
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